BZR vs 86(ハチロク) スバルの苦渋

 

昨日(2月2日)トヨタから新型スポーツカー「86(ハチロク)」の発売が発表されました。

 

そして、今日(2月3日)富士重工業から「SUBARU  BZR」を発売すると発表がありました。

 

 

 

ご存知のとおり、トヨタとスバルが共同開発した新型車です。

 

メインのエンジンはスバル得意の水平対向エンジンです。

 

同じクルマを別々に発売する。

 

発表は一日遅れ。

 

いろいろ”大人の事情”があるのでしょうが、スバル社員の方の気持ちがわかるような気がします。

 

車名 トヨタ 「86(ハチロク)」

スバル 「SUBARU  BZR]

 

発表日 トヨタ 2月2日

スバル 2月3日

 

発売日 トヨタ 4月6日

スバル 3月28日

 

販売計画 トヨタ 1,000台/月

スバル  450台/月

 

車両価格 トヨタ 3,050,000円

トヨタ 2,970,000円

 

トヨタ 2,870,000円

スバル 2,871,750円(税別 2,735,000円)

 

トヨタ 2,790,000円

スバル 2,793,000円(税別 2,660,000円)

 

トヨタ 2,480,000円

スバル 2,546,250円(税別 2,425,000円)

 

トヨタ 2,410,000円

スバル 2,478,000円(税別 2,360,000円)

 

トヨタ 1,990,000円

スバル 2,058,000円(税別 1,960,000円)

 

 

車名はどちらも”品番”みたいですが、「86(ハチロク)」は往年のファンにはたまらない命名でしょう。

 

発表はトヨタが先、発売はスバルが先と、バランスをとったようです。

 

販売計画に関しては、トヨタは”遠慮”しているようにも見えます。

 

大幅に上回りそうです。(中高年層の購買一巡後がカギ?)

 

 

 

車両価格は非常に微妙です。

 

プレス発表で出されている価格ですが、スバルは消費税抜きの価格も出していました。

 

仕様が多少違うのでしょうが、スバルの価格の方が高めに設定されています。

 

そこを消費税抜きの価格を併記することで、”ごまかしている”ようにも感じます。

 

 

 

中身は同じなら、どっちを買うか?

 

「値引き額が大きいBZRにしよう」

 

ひょっとすると、こんなことまでシミュレーションしてるのかな、と。

 

 

 

ほとんど値引きは期待できないでしょうが、
最終段階で値引き余地を持たせるためにBZRを少し高めに設定しているというのは勘ぐりすぎでしょうか。

 

 

 

最上位グレードのLimitedをトヨタにしか設定がないのも、なんだか・・・

 

 

 

 

スバルのみなさんの苦渋を感じてしまうプレス発表です。

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2012年2月3日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:クルマ雑記

トヨタ アクア10万台のヒットと高燃費

 

燃費40km/Lで169万円

 

 

ガソリン1リットルで40kmも走れ、価格は169万円。

 

そしてトヨタのハイブリッド車。

 

売れる要素が揃っています。

 

 

 

トヨタが昨年(2011年)12月に発売したばかりのコンパクトなハイブリッド車「アクア」が、受注10万台を突破しました。

 

売れるべくして売れたという感じがします。

 

愛車の買取査定に回っている最中、トヨタのディーラーで多くのお客さんを見かけました。

 

みなさん、「アクア」目当てに来場しているようでした。

 

 

 

私も気になって、あるトヨタ販売店に入って、「アクア」を見てみようとしました。

 

しかし、新春のイベントをしていたこともあり、なかなか「アクア」をみることができないほどでした。

 

しかたなく、外にあった試乗車の「アクア」を見ようとしたのですが、そこにも黒山の人だかりができていました。

 

 

 

「アクア」は安いとうイメージがあったので、いくらくらいで買えるのか興味もあります。

 

ちょっと手すきになった営業に問いかけてみました。

 

 

 

「アクアって、いくらくらいで買えるんですか」

 

 

「支払い総額で、だいたい250万円くらいのお客さまが多いですね」

 

 

 

自分の感触では200万円あれば買えるのかなと思っていたのですが、実際に購入するグレードというものは、少し上になるんですね。

 

一番安い「アクア」を169万円~に設定し、ハイブリッド車購入の”心理的ハードル”を低くしている”常套手段”のようです。

 

燃費についても「アクア」はリッター40kmの”大台”を達成していますが、最下位のLグレードだけです。

 

仕様表上での違いは、30kg車両重量が軽いだけです。

 

「アクア」上位車のG、Sグレードの燃費は37km/Lです。

 

3km燃費を伸ばすためにLグレードが設定されたようにも思えます。

 

 

 

 

なぜか?

 

”ある基準”によると、G、S、Lの3グレードとも同じ燃費の35.4km/Lになります。

 

その基準とは『燃料消費率JC08モード走行 国土交通省審査値のことです。

 

昨年(2011年)4月以降に型式指定を受ける自動車は、「JC08モード燃費値」のカタログ等へ表示することが義務付けられたのです。

 

「アクア」も当然新基準の「JC08モード燃費値」での表示はしなければなrないのですが、従来から使われているのが『燃料消費率10・15モード走行 国土交通省審査値』も併記できます。

 

 

 

 

「JC08モード走行」はエンジンが冷えた状態からスタートさせるなど、より実走行に近い条件下で燃費測定がされています。

 

そのため従来の10・15モード走行よりも燃費は下がります。

 

昨年(2011年)3月以前に発売されていた自動車(継続生産車)については、来年(2013年)の2月末までに「JC08モード燃費値」の表示が義務付けられます。

 

それまでは、燃費条件のよい10・15モードで表記してもいいのです。

 

 

 

 

自社のエコカーの燃費をよく見せるには、10・15モードを使った方が有利です。

 

リッター40kmの大台にのる”高燃費”は威力があります。

 

宣伝効果もありますから、何が何でも燃費を達成させたい数値です。

 

 

 

 

そんな思惑があったのだろうな、思います。

 

これからハイブリッド車、電気自動車が本格的な普及期に入っていきます。

 

台数は大幅に増えていくでしょうが、競合激化により利益が出にくい状況が早く訪れる可能性大です。

 

 

 

 

「稼げるうちに稼いでおく」

 

 

 

そんな戦略が垣間見えてきます。

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2012年1月23日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:エコカー

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