平成23年度自動車アセスメント試験結果が中古車市場にも影響?

注目度高まる自動車等の安全性能評価

 

 4月25日国土交通省から「平成23年度自動車アセスメント試験結果」が公表されました。

今回の自動車アセスメント試験では、従来の乗員保護に焦点をあてた衝突安全性能の評価に加え、自動車死亡事故のなかで歩行中の死者数が最も多いことが考慮され、既存の評価方法が見直されました。

新たに歩行者保護の観点が加えられ、乗員保護を含めた自動車の総合的な安全性能評価を行う「新・安全性能総合評価」が導入されました。

歩行者保護性能評価100点満点、乗員保護性能評価100点満点、シートベルトリマインダー評価8点満点、新・安全性能総合評価208点満点で各車種が評価されました。

 

評価対象となってのは電気自動車(1車種)、軽自動車(2車種)、乗用車(10車種)、1BOX(1車種)の計14車種です。

輸入車も3車種含まれています。

 

何の罪もない歩行者の方が、暴走車によって尊い命の奪われてしまう事故(事件)が相次いだ中、”歩行者保護性能評価”は今後さらに重要度も注目度も高まっていくでしょう。

 

当然、中古車市場でも「新・安全性能総合評価」で高い得点をあげた車種に人気が集まります。

 

「エコ」+「安全性」。

 

この両輪がこれからの自動車業界のスタンダードになっていきます。

 

 

レクサス CT-200h 

☆☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 179.6点 / 208点満点   

歩行者保護性能評価 83.35点 / 100点満点

乗員保護性能評価 92.31点 / 100点満点

シートベルトリマインダー評価 4点 / 8点満点

スバル レガシィ

 ☆☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 177.6点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 86.27点 / 100点満点

乗員保護性能評価 91.33点 / 100点満点

シートベルトリマインダー評価 0点 / 8点満点

日産 エルグランド

 ☆☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 173.1点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 82.71点 / 100点満点 

乗員保護性能評価 90.42点 / 100点満点 

シートベルトリマインダー評価 0点 / 8点満点

トヨタ プリウスα

 ☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 173.1点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 81.39点 / 100点満点

乗員保護性能評価 87.74点 / 100点満点 

シートベルトリマインダー評価 4点 / 8点満点

日産 リーフ

 ☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 169.8点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 81.58点 / 100点満点 

乗員保護性能評価 88.29点 / 100点満点

シートベルトリマインダー評価 0点 / 8点満点

 

トヨタ ヴィッツ

 ☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 166.5点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 82.05点 / 100点満点

乗員保護性能評価 80.5点 / 100点満点 

シートベルトリマインダー評価 4点 / 8点満点

 

トヨタ ラクティス スバル トレシア

 ☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 165.3点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 84.51点 / 100点満点

乗員保護性能評価 76.82点 / 100点満点  

シートベルトリマインダー評価 4点 / 8点満点

BMW X1

 ☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 160.5点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 75.97点 / 100点満点 

乗員保護性能評価 80.53点 / 100点満点  

シートベルトリマインダー評価 4点 / 8点満点

アウディ A1

 ☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 157.9点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 75.13点 / 100点満点

乗員保護性能評価 77.86点 / 100点満点

シートベルトリマインダー評価 5点 / 8点満点

 

ダイハツ ミラ イース

 ☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 153.4点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 81.92点 / 100点満点 

乗員保護性能評価 71.51点 / 100点満点   

シートベルトリマインダー評価 0点 / 8点満点

スズキ スプラッシュ

 ☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 145.2点 / 208点満点 

歩行者保護性能評価 73.34点 / 100点満点

乗員保護性能評価 71.88点 / 100点満点  

シートベルトリマインダー評価 0点/8点満点

 

スズキ ソリオ 三菱 デリカD:2

 ☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 143.5点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 78.44点 / 100点満点  

乗員保護性能評価 65.12点 / 100点満点

シートベルトリマインダー評価 0点 / 8点満点

日産 モコ  スズキ MRワゴン

☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 140.2点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 
80.36点 / 100点満点  

乗員保護性能評価 59.87点 / 100点満点

シートベルトリマインダー評価 0点 / 8点満点

 

 

フィアット 500/500C アバルト 500/500C

☆☆☆☆

新・安全性能総合評価 138.6点 / 208点満点

歩行者保護性能評価 64.96点 / 100点満点

乗員保護性能評価 69.68点 / 100点満点 

シートベルトリマインダー評価 4点 / 8点満点

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新車販売増で中古車市場はどうなる!?

 

2012年2月24日に自動車メーカー各社から発表された新車販売は、好調そのものです。

 

トヨタ       130,608台(前年比 149.4%

ダイハツ    53,994台(前年比 127.6%

ホンダ       64,040台(前年比 166.5%

日産         52,997台(前年比 129.5%

三菱         12,097台(前年比 116.0%

スバル       14,673台(前年比 135.4%

ダイハツ    53,994台(前年比 127.9%

マツダ       17,483台(前年比 116.2%

スズキ       48,699台(前年比 110.6%

 

 

1月の国内販売台数(商用車含む)ですが、全メーカーが二桁以上の伸びです。

 

 

 

 

車を買おうという人が増えれば、
中古車市場も活性化されやすいと思いますが、
実際はどうでしょうか。

 

 

新車が売れれば、中古車市場に”商品”が流入してきます。

 

 

売るものが多いほど商売はしやすいので、この点はいいのでしょう。

 

 

しかし、今自動車を購入している人は、
自動車ディーラーのこんな甘いことばに誘われているのではないでしょうか。

 

 

「エコカー減税がもう終わりますよ」

 

 

「エコカー補助金もいつ終わるかわかりませんよ」

 

 

「燃費も抜群にいいですし、安く購入できる今が買い時ですよ!」

 

 

 

2月、3月は決算もあり、新車販売に各ディーラーは注力してきます。

 

中古車市場の動向がどうなるのか。

 

愛車の買取価格にも影響がでてくるかもしれません。

 

 

 

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中古車買取営業マンのレベルが下がる

 

自動車の買取査定交渉を体験して、気づいたことがあります。

 

 

会社の仕組みが出来上がるほど、
営業マンのレベルが下がってしまうリスクが高いということです。

 

 

 

 

営業マンはたくさんいますが、
人によってレベルはさまざまです。

 

 

その差を埋めるために、
会社が実施しているのを次の2つではないでしょうか。

 

 

 

 

1つは営業マンのレベルアップ研修です。

 

 

どの会社もやっているでしょうが、
ある程度の最低レベルを維持するには研修は必須でしょう。

 

 

中古車の買取交渉は
お客さまによって大きく変わってきます。

 

 

高圧的に買取価格を指し値で言ってくるお客さまもいるはずです。

 

 

買取店の査定見積りを一発で了承してくれるお客さまもいるでしょう。

 

 

なかなか決心がつかずに、いつまでも迷いつづけるお客さまも存在します。

 

 

 

 

 

人と人との買取交渉ですから、
一方は出来るだけ高く買ってもらいたい。

 

 

もう一方は出来るだけ安く買取りたい。

 

 

相反することをどこかで合致させなければいけません。

 

 

競合がなければ、中古車買取店が優位ですが、
インターネットが発達した今では、変に安い買取査定を出してしまうと、
お客さまが離れていってしまいます。

 

 

 

 

 

実際の買取交渉というものは、ある程度経験も必要になってきます。

 

 

しかし、若い営業マンが一人で買取交渉をしていても、
やり方の是非は判断つかないでしょう。

 

 

こんなときは、どの業界もそうですが、
ロールプレイングでトレーニングするのが一番です。

 

 

それも、お客さま役を
一番できる営業マンにしてもらうことが大事です。

 

 

”返事に困ってしまう質問”を投げかけることで、
営業マンは鍛えられていきます。

 

 

 

 

適切なトレーニングが行われていればいいのですが、
なかなかそうはいかないケースもあります。

 

 

会社としては、営業マンに依存するのではなく
誰が担当しても差がでない買取システムにしたいところです。

 

 

営業マンへの依存度が高いと、
人の入れ替わりで業績が左右されてしまったりします。

 

 

 

 

 

・集客のために広告を打つ


・接客の手順をマニュアル化する

 

・利益を確保できる買取査定価格をオンラインで提供する


・交渉難航の際には、本部に連絡し指示を受ける

 

 

 

 

規模が大きくなるほど、上記のような施策をとる傾向があります。

 

 

会社が”準備しすぎる”ことで、
考えない営業マンが増えてしまうのです。

 

全体の流れを営業マンにも十分理解させた上で
運用するのが本来のカタチでしょう。

 

 

 

 

 

あまりにもシステム化されすぎると、
お客さまからソッポを向かれることになります。

 

 

買取交渉は人と人とのコミュニケーションです。

 

 

”人”を感じてもらう努力はぜひやってもらいたいものです。

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あなたの車がいくらで売られるかわかる方法

 

中古車買取交渉をする上で
われわれオーナーサイドが知りたい情報は、「本当の相場価格」です。

 

 

売る側は素人ですから、相場価格はわかりません。

 

 

店頭で売られている中古車販売価格には、
当然中間マージンがのせられているので、高くなっています。

 

 

 

 

売る側の情報量が圧倒的に少ないのが、
中古車買取市場の現状です。

 

 

ですから、買取店1社だけに査定をしてもらうのはリスクが大きいのです。

 

 

買取価格はいくらでもいい、というのであれば話は別ですが、
多くの方は1,000円でも高く買ってもらいたいはずです。

 

 

自分が経験したからよくわかるのですが、
買取店を訪問して、一店ずつ交渉するにはパワーが必要です。

 

 

買取価格の情報がないだけに、
何店も回って、情報を集めるしかなかったのです。

 

 

 

 

ところが先日、中古車の取引価格がわかるものを見つけました。

 

 

その名も『イエローブック』という中古車価格ガイドブックです。

 

 

毎月1日に発行されているもので、
業者さん向けに中古車取引きの目安の価格を提供しているようです。

 

 

これに掲載されているのは、業者さんに販売する「卸売価格」です。

 

 

そのため、未整備状態での価格のようです。

 

 

 

 

買い取られたあなたの車は、
『イエローブック』に載った価格くらいで業者さんに卸されます。

 

 

買取価格と卸売価格の差額が、
買取店の利益ということになるのですね。

 

 

さて、この『イエローブック』ですが、
財団法人日本自動車査定協会さんから出されています。

 

 

特定の1月分だけも購入可能なようで、
1,000円分の切手を申し込み控えと送るといいそうです。

 

 

 

 

「俺はしっかり納得して売りたい」

 

 

こう思っている方には、いいかもしれません。

 

 

中身を確認していないので、
良いも悪いも判断はしにくいのですが・・・

 

 

一つの参考にはなると思いますが、
1,000円のコストと手間をかけるかどうかです。

 

 

興味がある方は、一度取り寄せてみればどうでしょう。

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高く売れる人気色は「白」「黒」

 

愛車の買取交渉でお店を回り、クルマを買うなら「白」か「黒」がいい、ということがよくわかりました。

 

対応してくれた人たちが異口同音に言っていたことなので、おそらく間違いないでしょう。

 

 

 

「白」といっても安モンの色でなく、「パールホワイト」みたいな高級感のあるものです。

 

「黒」もラメが入ったような「メタリックブラック」みたいな見た目も高そうな塗装です。

 

色つきのクルマは好みもあり、中古車店での回転率も劣ります。

 

無難な白か黒であれば、手ばなれもいいので買値も高くなるのです。

 

 

 

メーカーで言えばトヨタ車が高いみたいですね。

 

個人的にトヨタのクルマを買ったことはありませんが、リセールバリュー(下取り・買取価格)は高いと評判です。

 

かなり以前、某I車の新車を買い、5年落ちで下取り査定してもらったことがありました。

 

新車時で120万円くらいしていたのですが、あるディーラーで「2万円です・・」と言われ、チョーショックを受けました。

 

結果的には別のディーラーで20万円で下取りしてもらったのですが、3年後、5年後を考えたクルマ選びの大切さを痛感しました。

 

それほど自動車に対して思い入れがないのであれば、トヨタ車の白か黒を買って、3年毎、5年毎に買い替えるのが効率的かもしれません。

 

 

 

 

逆に流行色や赤い自動車は避けた方がいいでしょうね。

 

フルモデルチェンジや新型車で出てくると、”イメージカラー”のクルマを全面的にPRします。

 

目新しいボディーカラーを見ると新鮮に映って、その色に決める人が多くなります。

 

何年か乗ってみると、その手の色は飽きがきやすいものです。

 

中古車市場でも”タマ”は多くなりますが、買いたいお客さんはそんなにいません。

 

需要と供給の関係で販売価格は安くなります。

 

必然的に買取価格も安くなってしまいます。

 

 

 

赤いクルマはなんといっても”色あせ”しやすいのが×です。

 

交通標識などを見てもそうですが、”赤”は退色しやすい色なのです。

 

屋外駐車はさらに劣化も進みやすいので、乗りつぶすつもりがないのであれば、避けたいボディカラーです。

 

 

 

買取りや下取り時のことを考えてクルマ選びをするのは嫌ですが、知識として知っておけば後悔しなくて済みます。

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買取された中古車はオークションへと流れてゆく?

 

愛車の買取交渉の中で、営業さんの口からオークションの話がよく出ていました。

 

オークション、いわゆる”セリ”のことですね。

 

それも自動車専門です。オートオークションとも呼ばれているようです。

 

 

 

最初にオークションと聞いたとき、全国に10か所くらい公的な会場があるものだと思いこんでいました。

 

ところが全国に百数十か所もあると聞いてビックリしました。

 

それも企業がそれぞれのオークション会場を運営していると聞き、さらに驚きました。

 

 

 

気になって調べてみると、「日本オートオークション協議会」という業界組織もありました。

以前(?)は走行メーターの改ざん(巻き戻しや交換)があったようで、中古車の品質を担保し信頼性を向上させることが高めることが協議会の目的のようです。

 

参加している事業者は以下の通りです。

自動車メーカー系の企業が多いのが意外でした。

 

株式会社アイ・エー・エー
愛知トヨタ自動車株式会社
荒井商事株式会社
株式会社アンフィニ広島
株式会社いすゞユーマックス
株式会社大阪日産オートオークション
株式会社KCAA
札幌オートオークション株式会社
株式会社シーエーエー
株式会社ジェイ・エー・エー
株式会社ジップ
株式会社シティライト
新スバル中販株式会社
株式会社スズキ自販浜松
株式会社スズキ自販関西
有限会社スバル中古車オートオークション関東
株式会社ゼロ
株式会社トヨタユーゼック
株式会社日産ユースドカーセンター
株式会社日産オートオークション福岡
日本中古自動車販売商工組合連合会
株式会社ハナテン
株式会社BCN
株式会社ひろ
株式会社ベイオーク
株式会社ホンダユーテック
マツダ中販株式会社
株式会社ユー・エス・エス

 

 

私たちユーザーが売ったクルマは、基本的に次のような流れで新たなオーナーのもとへ届けられています。

 

ユーザー → 買取店 → オークション → 中古車販売店 → ユーザー

 

 

 

全国の中古車販売店がオートオークションで”商品”を仕入れることが多いそうです。

 

購入ユーザーへの小売価格には、当然販売店の利益が何十万円か含まれているので、売却ユーザーは中古車の小売価格を参考にしてはいけません。

 

ユーザー向けに売られている価格よりも何十万円か安い価格が”高価買取価格”と呼ばれているものです。

 

くれぐれも中古車販売店の店頭にある価格を見て、買取価格を予想するのはやめておいた方がいいです。

 

 

 

では、オークションに出品せずに、買い取った車を直接小売すればどうでしょうか?

 

”高価買取”をPRしている買取店は、”自社販売”しているから高く買えると理由を説明してくれます。

 

ユーザー → 買取店 (→ オークション → 中古車販売店) → ユーザー

 

 

売却ユーザーからは相場より高く買ってあげられ、購入ユーザーには相場より安く売ってあげられます。

 

高く買えば、仕入れがしやすいですし、安くすれば売りやすくなります。

 

あわせて、自店の利益を増やすことにもつながります。

 

三方が得する、いいしくみです。

 

 

 

実際にそうやっているところもありますし、私が買ってもらったところも自社で販売されています。

 

高く買ってもらうためにはそういうお店の方が確率は高そうです。

 

矢野経済研究所の調べによると、買取専門店に売却される中古車は年間70万台、そのうち60万台がオークションに出されているそうです。

 

買い取ってそのまま小売されるのは、わずか14%程度です。

 

 

 

”販売する力”が不足しているから、手ばなれのいいオークションへ出品して現金化をしているように思えます。

 

クルマを売る側が期待するのは、”強力な販売力”を持った買取店さんの台頭です。

 

オークションへ出品すれば、どこの買取店でも相場なら売ることができます。

 

売れる価格(相場)が変わらないのなら、どこの買取店で査定しても”高価買取”は望めません。

 

 

 

販売力が高まれば、買取力も自ずと高まってゆ、そんな気がします。

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中古自動車の市場規模はわからない!?

 

 

マスコミA社報道

『日本自動車販売協会連合会(自販連)が17日発表した2011年の中古車販売台数は、前年比4.0%減の377万4015台と、11年連続で前年実績を下回った。』

 

 

マスコミB社報道

『日本自動車販売協会連合会(自販連)が17日発表した2011年の中古車販売台数軽自動車を除く)は、前年比4・0%減の377万4015台と11年連続で減少した。』

 

 

マスコミC社報道

『日本自動車販売協会連合会(自販連)が17日発表した2011年の中古車登録台数軽自動車を除く)は、前年比4・0%減の377万4015台で、統計を取り始めた1978年以来、過去最低となった。』

 

 

 

 

昨日(2012年1月17日)、日本自動車販売協会連合会から中古車に関する統計データの発表があったようです。

 

発表にともない、マスコミ各社がWeb上にニュースとして配信しています。

 

上記3つがその冒頭記事です。

 

 

 

自分の車を中古車買取店に買ってもらったので、こういうニュースにも敏感に反応してしまいます。

 

同じように書かれているようですが、正しく伝えているのはC社だけのように思います。

 

私は業界素人ですが、買取交渉前に調べたことと買取店との交渉によって、少しだけ中古車市場のことがわかるようになりました。

 

 

 

A社とB社は”販売”台数と報道していますが、これは明らかに間違いです。

 

C社が書かれているように”登録”台数が正解です。

 

日本自動車販売協会連合会のサイトにも『中古車登録台数は、新規登録台数所有権の移転登録台数及び使用者名の変更登録台数の3業務合算のナンバーベース』と明確に記載されています。

 

 

 

また、A社の発表に注記がありませんが、軽自動車は含まれていません

 

軽の乗用車だけでも190万台くらいあるようなので、数字は大きく変わってきます。

 

377万4015台の内、乗用車は327万6133台です。

 

残り約50万台はトラックやバスなどの中古車です。

 

 

 

乗用車の約328万台の内、販売されたものがどれくらいなのかよく見えてきません。

 

新規登録と所有権移転登録は販売がらみでしょうが、詳細は一般に公開されていません。(有償のようです)

 

使用者名の変更登録というのもよくわかりません。

 

 

 

ざっと見ると500万台を超える市場があるように見えるのですが、どこか違和感を覚えます。

 

昨年(2011年)12月14日に矢野経済研究所から『中古車流通市場に関する調査結果』が公表されました。

 

その概要をみると、2010年の中古車小売市場規模は215万台と推計されています。

 

矢野経済研究所は詳細に調査しているでしょうから、推計に大きなぶれはないでしょう。

 

 

 

しかし、ここまで大きなかい離があると、わからなくなってしまいます。

 

中古車だけでなく、いろんな統計がありますが、信ぴょう性に疑問符がついてしまいそうです。

 

事実の把握がずれていれば、何ごともうまくいきません。

 

 

そんな危惧が助長された報道でした。

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