05 どんな金額が出てくるか楽しみな最初の買取店

 

 

 

最初に訪問した中古車買取店は隣接するB市にあるZ店です。

 

FC(フランチャイズ)加盟店ですが、本部のホームページには店舗情報はありませんでした。

 

iタウンページに掲載されていたので、来ることができたのです。

 

洗車場から一番近かったというだけの理由で、トップバッターを努めてもらいました。

 

 

 

駐車場に車をとめ、事務所に入り声をかけますが返事がありません。

 

小さめの事務所には誰もいません。

 

駐車場にもどり、車を洗っている人にたずねてみました。

 

 

 

「すみません、車の査定していただけますか?」

 

 

「あっ、ハイッ、どうぞ事務所へ」

 

 

お店の方と一緒に事務所にもどります。

 

 

「車検証とキーをお借りできますか?」

 

 

「どうぞ」

 

 

「車を査定させていただきますので、その間こちらに記入お願いします」

 

 

アンケート用紙が手渡され内容をみてみると、訪問のきっかけや車を手放す理由、その時期、希望する金額など書く欄がたくさんあります。

 

書けるところは書いて、書けないところはもちろん空白です。

 

10分もしないうちに査定から戻られ、事務所の奥へ行き本部にFAXを送っているようでした。

 

 

「きれいに乗られてますね」

 

 

「ほとんど乗っていないもので」(洗車してきてよかった)

 

 

「走行距離も短いですし、”革シート”と”カーナビ”はポイント高いですよ」

 

 

「そうなんですか、ありがとうございます」

 

 

「ところで、他でも査定されたんですか?」

 

 

「いえいえ、こちらが一店目で、このあと何店か回るつもりなんです」

 

 

「じゃあ、がんばって金額出させてもらいますね」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

 

 

それからしばらくして、営業さんが事務所の奥から戻って来られました。

 

 

「買取金額なんですが、実際に手放される時期によっても変わってきます。現時点だと160~170万円といったところですね」

 

 

「そうなんですか、とりあえずわかりました」(なんか微妙な金額だな・・・)

 

 

「これから他のお店にも行くんですけど、180とかは厳しいんですか?」

 

 

「年明けでまだオークションが動いてないんで、正直相場がつかめないんです」

 

 

「でもうちとしてもぜひ仕入れたい車なんで、本部に相談してがんばりますから、ぜひ連絡ください」

 

 

「わかりました。いずれにしても一度連絡は入れさせてもらいますね」

 

 

 

一つの”モノサシ”は出来たので、あと回れるだけまわり”高価”買取につなげよう!

 

そんな淡い期待をもって向かった2店目だったのですが・・・

 

 

 06  羊頭狗肉?すっきりしない営業マンの対応

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