01 780,000円の損?
「お客さまのおクルマの買取価格は92万円になります」
さて、この92万円という買取価格は高いでしょうか、安いでしょうか。
おそらく判断つかないですよね。
どんな車を買い取ってもらうのか条件がわからないと、想像もできないと思います。
最終的に買ってもらったところの価格は170万円でした。
なんと78万円もの差があったのです。
何も知らずに最初の買取査定金額が”92万円”だったら、そのまま売ってしまう人もいるでしょう。
何かと比較することで、買取価格が適正がどうかがわかるのです。
よく買取業者さんのホームページや看板などに”高価買取”、”高額査定”などの文字が並んでいます。
この”高価”、”高額”は何を基準にしているかは結構あいまいです。
買取業者さんは車を仕入れて、オークションで売るか自社で販売することで利益を出しています。
たくさんクルマを売って、儲けるためには出来るだけ多くの自動車を仕入れなければなりません。
今は買取業者さんの数も多いですから、当然競合も激しくなっています。
愛車を売りたいと考えているユーザーさんを、一人でも多く自店に来てもらいたいと考えるのは当然です。
数ある中古車買取店の中からお客さまに選択してもらう方法として、
「愛車を高価買取します」
「どこよりも高額査定!」
といったキャッチコピーを使っているのです。
「相場価格で買取り」、「適正査定します」といったPRでは振り向いてもらえません。
そのことは十分に理解していましたが、”うたい文句”と”現実”のギャップの大きさには愕然としました。
この記事は、これから愛車を手放そうと考えている方の参考にと思い、書いています。
今年(2012年)になってからの話ですので、きっと何かのお役に立てると思います。
興味を持たれましたら、続きをご覧ください。
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2012年1月12日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:01 中古車”高価”買取物語