中古自動車・バイクの買取広告にはお金がかかる
商売でモノを売らないことには売上・利益になりません。
”売るモノ”を仕入ないことには、始まらないのです。
中古自動車、中古バイクの買取ビジネスは、
いかに”商品”を多く調達できるかがポイントになります。
数年前、バイクを中古買取業者さんに買い取ってもらいました。
ネットでいろいろ調べてみると、ある業者さんのサイトが目にとまりました。
自分のバイク型式と年式を入力すると、「買取価格」が出てくるのです。
”良い状態”の買取価格であることは、注意書きされていました。
自分のバイクは走行距離も短く、
屋根のあるところへシートをかぶせて保管していたので、見た目もきれいです。
”多少”、買取価格が下がったとしても、まあまあ納得できる価格でした。
査定申し込みをし、訪問時間の打ち合わせをしました。
その日は査定が多く、夜の8時過ぎにようやく来られる状況でした。
さっそく、査定です。
いろいろとチェックをして、カメラで撮影します。
通信機器で本部にデータを送っていました。
数分後、担当の方の携帯がなり、中座されました。
しばらくすると、戻ってこられ査定価格を提示してもらいました。
「8万円になります」
「そんなに安いんですか?」
数か月間、乗っていなかったのでキャブレターの調整がいるようでした。
しかし、Webサイトで見た価格は”12万円”です。
10万円なら承諾しようと思っていたのですが、
”8万円”は”多少”の域を超えていました。
査定価格の交渉はしましたが、
先方も何か根拠があるのか、強気の姿勢を変えません。
おそらく、過去の買取交渉やデータが蓄積されていて、
”このラインなら客はあきらめる”という法則を導き出しているのでしょう。
また、1から買取業者さんを探すのも面倒でしたし、
しぶしぶその場で買い取ってもらいました。
”とにかく売ろうとしている客をつかめ!!”
こんな指令を大手買取業者さんは出しているのではないでしょうか。
そのための手段がTVCMやネットでの広告活動です。
広告費用はただではありません。
大きなコストが発生しています。
その費用を回収するためには、”安く”買って、”高く”売る必要があります。
バイク、自動車を売るときには、このあたりの事情も考慮したほうがいいでしょう。
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2012年2月18日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:賢い中古車買取交渉術